授業で学んだ「浮いて待つ」実践、高2女子助かる 愛知・南知多 - 中日新聞 15日午前11時35分ごろ、愛知県南知多町内海の海岸で遊んでいた高校2年の少女(16)=同県あま市=が約200メートル沖合に流された。少女はTシャツと短パン姿だっ ... (出典:中日新聞) |
授業で学んだ「浮いて待つ」実践、高2女子助かる 愛知・南知多
2019年9月15日 23時55分
15日午前11時35分ごろ、愛知県南知多町内海の海岸で遊んでいた
高校2年の少女(16)=同県あま市=が約200メートル沖合に流された。
少女はTシャツと短パン姿だったが、着衣のまま漂流した際の教訓「浮いて待つ」を実践し、
約15分後、近くの漁船に助けられた。少し海水を飲んだものの命に別条はないという。
名古屋海上保安部によると、少女は波打ち際で遊んでいた際、深みにはまって波にさらわれた。
一緒にいた父親の友人男性(46)が助けようとしたが、流れが速く、陸に上がって助けを求めたという。
沖に向かって流れる離岸流が発生していたとみられる。
少女は以前、水泳の授業で着衣のまま流された際の対処法として、
あおむけに浮いて待つことが最善と習ったことを覚えており、Tシャツの腹の部分に空気を入れて助けを待ったという。
海保の担当者は「着衣で流されて助かった事例はあまり聞いたことがない。
冷静に『浮いて待つ』ができたのが良かったのではないか」と話している。
中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019091590235510.html